先週の土曜日・日曜日に駒ヶ根へ行きました。
7月13日(土)は、高速バスで昼過ぎに駒ヶ根ICに到着。
路線バスに乗り換えて、菅の台バスセンター下車。
「こまくさ橋(つり橋)」を渡って「森と水のアウトドア体験広場」を散策。
その後、「駒ヶ根ファームス」で鹿のソーセージと地ビールで乾杯!
夕方から激しい夕立が降り・・・
早々と宿泊先にチェックインして、夕飯は名物を食べようと駒ヶ根駅前に繰り出しました。
駅前の商店街では、商売繁盛の神輿祭りが練り歩いてました。
祭りのためなのか、ほとんどの飲食店は貸切状態か休業。
夕食は名物「ソースかつ丼」を、割烹食堂「水車」で食べました。
美味しかった~(笑)
7月14日(日)は、千畳敷カールへ。
やっぱり寒かった。(防寒着を持参して安心)
下山後、帰りのバスまで時間があったので
宝積山光前寺へ向けて散策。
御朱印をいただくのが目的半分でしたが
厳格な感じの場所で、観光客も多く行って良かったです。
桜の咲く季節にまた参拝に行きたいです。
宝積山光前寺
http://www.kozenji.or.jp/index.html
タマガワホトトギス(玉川杜鵑)ユリ科
2013年7月14日(日)
宝積山光前寺にて撮影
重松清著「その日のまえに」 (文春文庫)を読了。
久しぶりに重松清氏の本を手に取りました。
文庫本好きになったのも、重松さんの本が切っ掛けでした。
昨年の春に、私の尊敬する方のオススメで重松清著「せんせい。」に出会い
気がついたら重松さんのFANになっていた感じです。
今回の「その日のまえに」も、「せんせい。」と同様に
短編を寄せ集めた物語集かと思っていたら
すべてのストーリーがひとつに繋がったので驚きました。
「人の死」・・・考えさせられました。
重松清さんの本は、読了後になんとも言えぬ感情が残ります。
「村内先生」が全編に登場する「青い鳥」と
「ニンジン」が登場する、「せんせい。」が好きです。
今日までに読んだ、重松清氏の文庫本(以下)
「その日のまえに」 (文春文庫)
僕たちは「その日」に向かって生きてきた。
昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。
消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか。
死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、
そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。
「口笛吹いて」 (文春文庫)
偶然再会した少年の頃のヒーローは、その後、負けつづけの人生を歩んでいた。
もう一度、口笛の吹き方を教えてくれたあの頃のように胸を張って笑って欲しい。
家庭に職場に重荷を抱え、もう若くない日々を必死に生きる人々を描く短編五編。
さり気ない日常の中に人生の苦さをにじませる著者会心の作品集。
「ビタミンF」 (新潮文庫)
38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。
40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。
36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。
一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。
「また、がんばってみるか 」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。
直木賞受賞作。
「青い鳥」 (新潮文庫)
村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。
でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。
いじめの加害者になってしまった生徒、
父親の自殺に苦しむ生徒、
気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、
家庭を知らずに育った生徒―
後悔、責任、そして希望。
ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、
本当にたいせつなことは何かを教えてくれる短編八編。
『伝説の教師「村内先生」全編に登場!』
「ナイフ」(新潮文庫)
「悪いんだけど、死んでくれない?」ある日突然、クラスメイト全員が敵になる。
僕たちの世界は、かくも脆いものなのか! ミキはワニがいるはずの池を、ぼんやりと眺めた。
ダイスケは辛さのあまり、教室で吐いた。
子供を守れない不甲斐なさに、父はナイフをぎゅっと握りしめた。
失われた小さな幸福はきっと取り戻せる。
その闘いは、決して甘くはないけれど。
短編五編。
「せんせい。」 (新潮文庫)
先生、あのときは、すみませんでした。
授業そっちのけで夢を追いかけた先生。
一人の生徒を好きになれなかった先生。
厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。
そして、そんな彼らに反発した生徒たち。
けれど、オトナになればきっとわかる、あのとき、先生が教えてくれたこと。
ほろ苦さとともに深く胸に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。
『短編六編のうち「にんじん」が印象に残りました。』
「卒業」 (新潮文庫)
「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、
十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。
中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。
僕は彼女を死から引き離そうと、亡き親友との青春時代の思い出を語り始めたのだが。
悲しみを乗り越え、新たな旅立ちを迎えるために、
それぞれの「卒業」を経験する家族を描いた四編。
「海の見えるホテル~なぎさの媚薬 1~」(小学館文庫)
わたしを買ってくれませんか―?
渋谷の路地にたたずむ美しい娼婦・なぎさを抱いた男たちはみな、不思議な夢を見る。
青春時代に戻って、忘れられない女性と再会するのだ。
今夜もまた一人の男が、なぎさに導かれて長い夢を見る。
八坂敦夫は、中学時代の同級生・ミツコと再会した。好きだった。
あの頃は抱けなかった。
だから、いま、抱きたい。
愛し合いたい。
そして、現実では悲劇が待ち受けていた、ミツコの運命を変えたい…。
青春のせつなさあふれる官能小説「なぎさの媚薬」シリーズ第一弾。
0 件のコメント:
コメントを投稿