2013年7月7日日曜日

ブラシノキ

ブラシノキ
フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。
別名:カリステモン、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)
花言葉:「はかない恋」、「恋の火」、「恋の炎」

木場公園にて2013/06/01撮影
木場公園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index020.html


 








昨日、2冊の文庫本を読了。

1冊目はノンフィクション作家の沢木耕太郎著「敗れざる者たち」
沢木耕太郎氏は「深夜特急」で有名であるが読んだことがない。
沢木氏の著書では、下記の3作を過去に読了。

1)若き実力者たち~現代を疾走する12人(文春文庫)《文藝春秋(1973年)》
  小沢征爾、市川海老蔵(現・団十郎)、唐十郎、山田洋次、尾崎将司・・・。
  1970年前後に華々しく登場し、常に時代を騒がせ、リードし続けた12人。
  デビュー間もない20代の沢木耕太郎氏が彼らの実像に迫る。

2)敗れざる者たち(文春文庫)《文藝春秋(1976年)》
  勝負の世界にその青春のすべてを賭けて燃え尽きていった者たちを
  若き沢木耕太郎氏が哀借こめて描いたスポーツロマン。

3)人の砂漠(新潮文庫)《新潮社(1977年)》
  ルポルタージュ全8編。
  陽の当たらない場所で人知れず生きる人々や人生の敗残者たちを
  若き沢木耕太郎氏が暖かく描き出す。


2冊目は、百田尚樹著「モンスター」
百田尚樹氏は「永遠の0(ゼロ)」でブレークしているが、私を読書の魅力に引き込んだ1冊。
尊敬する方(現在は教師)のオススメで読んで以来、百田さんはマイブームである。
百田氏の著書では、下記の4作を過去に読了。

1)永遠の0(講談社文庫)《太田出版(2006年8月)》
  「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。
  そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。
  終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。
  天才だが臆病者。
  想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくる・・・。
  記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。

2)風の中のマリア(講談社文庫) 《講談社(2009年3月)》
  命はわずか三十日。オオスズメバチの帝国。
  晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。
  幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。
  ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。
  永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。

3)モンスター(幻冬舎文庫)《幻冬舎(2010年3月)》
  田舎町でレストランを経営する絶世の美女。
  絶世の美女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。
  周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。
  思い悩んだ末にある事件を起こし町を追われた後、整形手術に目覚め、莫大な金額を
  かけ完璧な美人に変身を遂げる。
  そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった・・・。
 
4)影法師(講談社文庫)《講談社(2010年5月)》
  頭脳明晰で剣の達人。
  将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。
  下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、彦四郎の行方を追っていた。
  二人の運命を変えた二十年前の事件。
  確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。
  その真相が男の生き様を映し出す。

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