タガソデソウ(誰袖草)
学名:Cerastium pauciflorum var. amurense
山道にこの花が咲いていても誰も気づかず、ましてや花の名を知る人も少ない。
しかし、古今集に詠われた
「色よりも 香こそあわれと おもほゆれ 誰が袖ふれし やどの梅ぞも」の歌から
この花の名がつけられたと知ると、誰もが注目する。
名の由来に恥じぬ清楚で雅びた花である。
(アルペン企画のミニ図鑑シリーズ「高原の花70種」より抜粋)
古今和歌集・卷第一(春歌上)
「色よりも 香こそあはれと 思ほゆれ たが袖ふれし 宿の梅ぞも(詠み人しらず)」
「万葉集」では香りを歌ったものは殆どなく、「古今集」では香りが多く詠まれている。
(参考:http://homepage1.nifty.com/~sakuranamiki/index.htm)
上高地にて撮影
撮影日:2013/6/23
あるぺん企画
http://japan-alps.net/
上高地
http://www.kamikochi.or.jp/
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